活用例3の発展課題
◆発展
(1)セキュリティ対策と情報モラルについて考えてみよう。
・インターネットや電子メールを使う際に、あなたがセキュリティについて気を付けていることを挙げてみよう。
・友人や家族のセキュリティ対策をまとめ、それが有効かどうか意見を交換してみよう。
・インターネットや電子メールを使う際のマナーについて考えてみよう。
(2)「情報」に関して、どのような法律があるか調べてみよう。
・あなたの情報を守ってくれる法律には、どのようなものがあるかまとめてみよう。
・「著作権法」などを、特定の法律を取り上げ、どのような法律か調べ、法律を守るためにどのようなことが必要か考えてみよう。
(3)サイバー犯罪について知ろう。
・最近のネット犯罪について調べてみよう。
・それを取り締まる法律があるかどうか調べてみよう。または、どんな法律があれば、取り締まることができるか、新しい法律を考えてみよう。
(4)社会の安心・安全を守る仕事について、どんな仕事をしている人がいるか考えてみよう。
★ヒント
(1)
警察庁、総務省、経済産業省と民間事業者が情報提供する、情報セキュリティ・ポータルサイト「ここからセキュリティ」。
教育・学習コンテンツのリンク集が参考になります。 「教育・学習」
また被害にあった場合の対処法などもまとめてあります。 「被害に遭ったら」
(2)
著作権法については多くの教科書にも掲載されていますが、平成24年10月1日から違法ダウンロードが刑罰の対象となるよう法改正されましたので、それを題材に話し合ってもいいでしょう。
文化庁「著作権」
その中の「違法ダウンロードの刑事罰化についてのQ&A」が参考になります。
以下の法律についても調べてみましょう。
・個人情報保護法
・不正アクセス禁止法
・青少年ネット規制法
<参考サイト>
消費者庁 「個人情報の保護」
富山県警察サイバー犯罪対策室 「不正アクセス禁止法について」
アスキー 「ゼロから学ぶ青少年ネット規制法」
(3)
平成24年に起こった、一般利用者が遠隔操作ウイルスに感染し、攻撃者による遠隔操作で悪質な書き込みを起こした事件について、下記に原因と対処法をまとめてあります。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 「濡れ衣を着せられないよう自己防衛を! ~踏み台として悪用されないために~」
<参考サイト>
サイバー犯罪の過去の事件がまとめられています。
警視庁 「情報セキュリティ広場」
警察庁 「サイバー犯罪対策」
各県の警察のHPにも、サイバー犯罪対策についてまとめられています。「県警の取り組み」
警察庁、総務省、経済産業省と民間事業者が情報提供する、情報セキュリティ・ポータルサイト
(4)
<解答例>
警察、警備会社などがあり、警察官や警備員が挙げられる。また警察や警備会社のITシステムを開発したり、運用している人も存在している。ITシステムに関しては、ウィルス対策ソフトの提供企業や、IPAセキュリティセンターなどがITシステムの安全に関して取り組んでいる。