緊急アンケート
「緊急事態宣言による休校中の生徒の家庭学習のために、どんな活動をしていますか」
今を新たな教育を構築する好機ととらえて
早稲田大学高等学院 武沢護先生
■休校中の生徒の家庭学習のために実施している活動や課題
[オンラインで行っている活動]
★生徒が利用できるLMS(学習支援システム)
・学校独自のLMS(waseda moodle)
先生自身が動画コンテンツを作成し、生徒に視聴させている
自宅を改造し実際の授業形式で実施し、それをビデオ撮影し、収録したビデオを動画編集ソフトで編集しコンテンツとしています。
生徒の集中力を考慮し、およそ10分から15分程度のユニット動画を基本とし、生徒には,動画中に課題を提示し、授業後に解かせてLMSに提出させています。なお、ノート提出の場合は、写真で撮影してJPGまたはPDFで提出させています。
Zoomなどのビデオ会議システムを使用して、授業やホームルームを行っている
HRはZoomや学校が推奨しているBlackBoard社のCollaborateを併用しています。
その他オンラインの活動(授業以外も含む)として実施していること
クラス連絡など日常からSNS(slack)を使っていますが、これはオンライン授業時にトラブルが発生したときに、補助的なツールとして活用しています。
■生徒の質問や相談に対応するための手段
・LMS搭載の質問回答機能
・Zoomなどのビデオ会議システム
・Slack
■生徒の健康観察の方法
・Slack
■先生がお作りの教材や資料を掲載したサイト
〇自宅でできるオンライン授業
http://www.f.waseda.jp/takezawa/lab/online/index.html
〇情報科授業コンテンツサイト
http://www.f.waseda.jp/takezawa/math/joho/index.htm
■全国の情報科の先生方へのメッセージ
世界中が大変なことになってしまいました。これだけICTが進展しているので新たな教育を構築するいい機会かもしれません。オンライン授業の環境を整えるだけなく、これからはオンライン授業の効果的な授業方法の開発など皆さんと一緒に知恵を出し合う必要があると感じています。