新時代の学びをリードする情報教育 ~秋田から全国に向けて
第11回全国高等学校情報教育研究会全国大会(秋田大会)
第11回全国高等学校情報教育研究会全国大会(秋田大会)が、8月9日・10日の2日間、秋田市の秋田公立美術大学で開催されました。会期中の秋田は今年一番の猛暑に見舞われましたが、北海道から沖縄まで、全国から集まった約250人の参加者の熱気はそれにも負けないものでした。
今年5月と6月の未来投資会議で、大学入学共通テストへの情報科を導入する方針が示され、7月には次期学習指導要領の解説書も公表されたことを受けての今回の全国大会では、これからの教科「情報」の教育はどうあるべきかという大きな問題について、様々な観点から問題提起がなされました。
また今大会では、「『未来投資会議』において示された、大学入学共通テストに教科「情報」の試験を導入する方針を受け、子どもたちの将来や、我が国の未来に向けて、積極的に活動を推進してまいります。」という大会宣言が発表されました。
http://www.zenkojoken.jp/pdf/Declaration_statement20180809.pdf
[基調講演]
[分科会発表]
神奈川県立生田東高校 大石智広先生
専修大学ネットワーク情報学部 望月俊男先生
東京都立小金井北高校 飯田秀延先生
京都市立西京高校 藤岡健史先生
・「情報活用能力を育むことでネット依存の自覚を促す、情報モラル教育」
東京都立江北高校 稲垣俊介先生
東京都立総合芸術高校 千葉緑先生
・「問題解決に自然言語処理と機械学習を用いた協働学習の実践」
埼玉県立川越南高校 春日井優先生
・「シミュレーション教材を用いた人間関係のトラブルを目撃した場合の行動選択に関する教育実践」
関西学院千里国際中等部・高等部 米田謙三先生
・「問題解決学習におけるグループワークを成功させる「小原メソッド」の秘密
東京都立町田高校 小原格先生
神奈川県立茅ヶ崎西浜高校 鎌田高徳先生