情報処理学会

高校教科「情報」シンポジウム(ジョーシン)2020秋

2022年度からの教育課程における「情報科」〜COVID-19で注目された学習指導と情報科〜

 

高校教科「情報」のあり方を広く・熱く議論する「高校教科「情報」シンポジウム(ジョーシン)」。

今年は、YouTube Liveのオンライン開催となりました。

 

2022年度からの新学習指導要領に基づく「情報I」の準備が待ったなしとなり、加えて新型コロナウィルス感染予防対策のためのオンライン授業の準備と実施、ということで、情報科を取り巻く環境は、文字通り激変の真っただ中にあります。

 

さらに、このシンポジウムの10日前には、「共通テストに『情報I』を導入か?!」の報道がありました。

 

まさに今が正念場であり、この1,2年の動きが日本の情報教育を、将来の社会のあり方を決めると言っても過言ではないでしょう。

 

今回のジョーシンでは、この大学入学共通テスト出題報道も受けて、例年にも増して熱い講演や議論が繰り広げられました。

 

[プログラム]

 

オープニング 

中山泰一先生(情報処理学会理事、電気通信大学)

 

講演「新しい情報科を教える準備をしよう」

鹿野利春先生(文部科学省) 

 

講演「GIGAスクールの情報科を考えよう!」

柴田 功先生(神奈川県立川崎北高等学校)

 

講演「義務教育段階のGIGAスクール構想が高校教科『情報』に与える影響」

小崎誠二先生(奈良県立教育研究所)

 

◇緊急討論

「大学入学共通テスト出題報道も受けて、高校教科「情報」phase /// の内容は如何にあるべきか」

進行:安藤 昇先生(青山学院中等部)

討論者:

遠山紗矢香先生(静岡大学)

鵜飼 佑氏(一般社団法人未踏)

米田 貴(神戸大学附属中等教育学校)

松永賢次先生(情報処理学会情報処理教育委員長、専修大学)

 

◇クロージング

萩谷昌己先生(情報処理学会副会長、東京大学)

 

◇全体進行:

中野由章先生(情報処理学会初等中等教育委員長、神戸市立科学技術高等学校)