第17回全国高等学校情報教育研究会全国大会(愛知大会)
全高情研aichi 17th 開催!
今夏の最高気温を連日更新する暑さの中、第17回全国高等学校情報教育研究会全国大会(全高情研aichi 17th愛知大会)が開催されました。(2024年8月3日(土)・4日(日))
今回の大会テーマは教科「情報」第3ステージ~未来を拓く情報教育~。分科会・ポスター発表の発表希望、協賛団体、事前の参加希望者ともに過去最高の申し込みがありました。
愛知大会は、2020年の第13回の開催が予定されていました。しかし、新型コロナの感染拡大により中止を余儀なくされ、今回はまさに満を持しての開催となりました。
暑さをものともしない、熱い発表やディスカッションとともに全国大会ならではの交流の輪が広がっていました。
今回の発表では、生成AIを授業に取り入れた実践や、「情報Ⅱ」をどのように位置づけるか、という観点からの発表など、高校情報教育の枠を超えて注目を集めるテーマの発表が目を惹きました。
[分科会発表]
東京都立立川高校 佐藤義弘先生
東京都立小平高校 小松一智先生
◆プログラミング教育における言語統一型と言語選択型での学習効果の比較
愛知県立旭丘高校 井手広康先生
東京学芸大学附属高校 飯田秀延先生
◆応用的なデータベース学習としてSQLの知識を活かした身近なデータを扱う取り組み
樟蔭中学校・高等学校 川浪隆之先生
◆紙飛行機制作から始める問題解決・情報デザイン・データ活用の授業
アサンプション国際高校 岡本弘之先生
京都産業大学附属中学校・高等学校 森本 岳先生
◆「データの活用」における相関分析を対象とした複数校での授業実践例
雲雀丘学園中学校・高等学校 林宏樹先生
鹿児島県立鶴丸高校 春日井優先生
◆生徒自身のペースで進めるプログラミングによるシミュレーションの実践と検討
神奈川県立横浜国際高校 鎌田高徳先生
[ポスター発表]
ノートルダム清心女子大学 大西洋先生
◆3年生で「情報I」を履修する生徒は、 授業を通して情報入試対策をどう捉えたか? ~プログラミングを中心に~
フェリス女学院中学校・高等学校 堺和貴子先生
京都市立日吉ヶ丘高校 藤岡健史先生
近江兄弟社高校 長谷川友彦先生
◆大学入試を中心とした情報分野の学力評価手法の検討 〜第2報
日本大学 谷 聖一先生
慶應義塾大学 植原啓介先生、電気通信大学 角田博保先生、東京通信大学 筧 捷彦先生、
國學院大学 高橋尚子先生、放送大学 辰己丈夫先生、工学院大学 中野由章先生、
電気通信大学 中山泰一先生、大阪学院大学 西田知博先生、大阪大学 萩原兼一先生、
獨協医科大学 坂東宏和先生、京都産業大学 安田 豊先生
◆「情報Ⅰ」における横断的な視点を用いたデータの読み取りおよび活用を考えた教材の開発
東大寺学園中学校・高等学校 𠮷田拓也先生
◆公開鍵暗号を体験的に学習できるWebツールを用いた教育実践
愛知県立旭丘高校 井手広康先生
大阪大学 白井詩沙香先生
大阪大学 長瀧寛之先生
[講評・講演]
◆デジタル化が進む中で情報科の授業実践へ期待すること (外部サイトへリンク)
国立教育政策研究所・文部科学省 田﨑丈晴先生