冊子『キミのミライ発見』授業での活用例
(教科「情報」、および進路指導・キャリア教育など)
『キミのミライ発見』は、ITに関わる仕事の魅力を伝える、高校生向けの読み物です。進路指導や「総合的な学習の時間」を活用したキャリア教育に加え、教科「情報」の授業の中で活用していただけるように作成しています。
ここでご紹介する活用例は、教科「情報」の教科書の単元の導入として、あるいは単元の理解を深めるための事例や課題作成にご活用いただけます。また、本冊子の掲載記事は、教科「情報」で重視されている「問題解決」の方法の事例として、さらに「手引き書」にある活用例を「問題解決」を実践する際の課題・テーマとして使うこともできます。
下記に教科「情報」の学習指導要領の内容と、本冊子の記事の対応を示します。
◆「社会と情報」との関連
学習指導要領の内容 |
本冊子の関連する主なページ・項目 |
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(1)情報の活用と表現 |
ア 情報とメディアの特徴 |
【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.5トヨタテクニカルディベロップメント株式会社) |
(2)情報通信ネットワークとコミュニケーション |
ア コミュニケーション手段の発達 |
【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.1日本テレビ放送網株式会社、 vol.4三井不動産株式会社) |
ウ 情報通信ネットワークの活用とコミュニケーション |
【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.3 株式会社和郷:関さんの部分) |
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(3)情報社会の課題と情報モラル |
ア 情報化が社会に及ぼす影響と課題 イ 情報セキュリティの確保 ウ 情報社会における法と個人の責任 |
【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.6 株式会社NTTデータ) |
(4)望ましい情報社会の構築 |
ア 社会における情報システム |
【p.1‐4】グローバル化、ソーシャルビジネス、そしてIT 【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.2楽天株式会社、vol.3株式会社和郷、 vol.4三井不動産株式会社) |
イ 情報システムと人間 |
【p.1‐4】グローバル化、ソーシャルビジネス、そしてIT |
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ウ 情報社会における問題の解決 |
◆「情報と科学」との関連
学習指導要領の内容 |
本冊子の関連する主なページ・項目 |
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(1)コンピュータと情報通信ネットワーク |
ア コンピュータと情報の処理 |
【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.5トヨタテクニカルディベロップメント株式会社) |
ウ 情報システムの働きと提供するサービス |
【p.1‐4】グローバル化、ソーシャルビジネス、そしてIT 【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.2楽天株式会社、vol.3株式会社和郷、 vol.4三井不動産株式会社) |
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(2)問題解決とコンピュータの活用 |
ア 問題解決の基本的な考え方 |
【p.1‐4】グローバル化、ソーシャルビジネス、そしてIT 【p.5‐16】はたらく人に聞きました |
(3)情報の管理と問題解決 |
イ 情報の蓄積・管理とデータベース |
【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.2楽天株式会社、vol.3株式会社和郷) |
ウ 問題解決の評価と改善 |
【p.1‐4】グローバル化、ソーシャルビジネス、そしてIT 【p.5‐16】はたらく人に聞きました |
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(4)情報技術の進展と情報モラル |
ア 社会の情報化と人間 |
【p.1‐4】グローバル化、ソーシャルビジネス、そしてIT |
イ 情報社会の安全と情報技術 |
【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.6株式会社NTTデータ) |
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ウ 情報社会の発展と情報技術 |
【p.1‐4】グローバル化、ソーシャルビジネス、そしてIT 【p.5‐16】はたらく人に聞きました (vol.1日本テレビ放送網株式会社、vol.3株式会社和郷:関さんの部分、vol.4三井不動産株式会社) |
活用例1 コミュニケーション手段の発達と活用について学ぶ
(主に教科「情報」で)
情報通信の進展が社会に果たす役割と及ぼす影響を理解するために、生徒たちに具体的なイメージが付きやすい「コミュニケーション手段の発達」をもとに理解させるともに、通信サービスや情報サービスの特徴をコミュニケーションの形態との関わりで理解させます。その例として「テレビ局」での試みを取り上げます。同時にここでは、効果的なコミュニケーションの方法を習得するために、情報の受信・発信時に配慮すべき事項を理解させます。
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活用例2 情報システムについて学ぶ
(主に教科「情報」で)
情報システムの種類や特徴、そのサービスについて、情報の流れや処理の仕組みと関連付けながら理解させ、それらの利用のあり方や、社会生活に果たす役割と及ぼす影響を考えさせるために、典型的な例である「ネットショッピング」と、情報サービスが意外な産業にも有効である例として「農作物の流通」について取り上げます。 →詳しくはこちら
活用例3 情報セキュリティと情報モラルについて学ぶ
(主に教科「情報」で)
情報社会の安全とそれを支える情報技術の活用を理解させ、情報社会の安全性を高めるために個人の果たす役割と責任を考えさせるきっかけとして、「情報通信業」におけるセキュリティ技術の開発について取り上げます。
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活用例4 問題解決を学ぶ
(主に教科「情報」や「総合的な学習の時間」を活用したキャリア教育で)
社会の情報化や情報技術の進展が、人や社会に果たす役割と及ぼす影響について理解するために、それらが「産業」に及ぼした影響や変化を取り上げます。
また、問題の発見、明確化、分析および解決の方法を理解するために、若者が中心となっている「ソーシャルビジネス」と情報技術について取り上げます。
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活用例5 進路指導(進学や職業の指導など)・キャリア教育での活用
はたらく人の記事を読み、自分はどんな職業や学問に興味を持っているか、その職業や学びを実現するためににはどんな進路がよいのか考えるきっかけとします。
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