活用例4 問題解決を学ぶ

<ねらい>社会の情報化や情報技術の進展が、人や社会に果たす役割と及ぼす影響について理解するために、それらが「産業」に及ぼした影響や変化を取り上げます。
また、問題の発見、明確化、分析および解決の方法を理解するために、若者が中心となっている「ソーシャルビジネス」と情報技術について取り上げます。

 

下記の学習指導要領に対応
【社会と情報】 (4)望ましい情報社会の構築(ア 社会における情報システム イ 情報システムと人間 ウ 情報社会における問題の解決)
【情報の科学】 (4)情報技術の進展と情報モラル(ア 社会の情報化と人間  ウ 情報社会の発展と情報技術)
       (2)問題解決とコンピュータの活用(ア 問題解決の基本的な考え方)
       (3)情報の管理と問題解決(ウ 問題解決の評価と改善)

【p1‐4 若者たちが主役になって、社会を動かし始めた!!】のページを用いて

 

◆社会の情報化や情報技術の進展が、産業や人々にもたらしたものが何かを考える。
p1‐4を読み、最近の産業における変化をまとめる。
(1)グローバル化とは何か、どのような変化が起きているのか考える。
  p7‐8「楽天株式会社」の記事も読み、情報ビジネスにおけるグローバル化を考える。
(2)ソーシャルビジネスとは何か、NPOとは何か、なぜ注目を集めているのか考える。
  インターネットなどを使い、ソーシャルビジネスの事例を集める。
(3)IT(情報技術)に関して、どのような変化や動きがあるのか、まとめる。
 ・どんなサービスや産業が生まれてきたのか。
 ・近年注目の「大規模データの活用」とは何か。

 

※指導のヒントは近日掲載予定

◆ITを使った便利なサービスを考える。
(1)p3‐4の「ITとアイデアがお年寄りも救う」以降を読み、どんなアイデアでITを活用し、どのようなサービスを生み出したか考える。
(2)表1「大学生など若者が始めた新ビジネスの例」を具体的な内容を調べる。
  さらに他にどんなビジネスがあるか、インターネットなどで調べる。
(3)どんなサービスがあれば便利か、それをどのようにITを使って実現させるか考える。
 (例えば「通学や買い物などの場面で」「お年寄りのために」「社会貢献したい人にとって」
 「若者の選挙の投票率を上げる」などサービスを想定するテーマなどを提示してもよい)

 

★指導例
グループで新しいビジネスを考える。

「新ビジネスをつくろう」ワークシートはこちら
p3-4を用いた活用例.doc
Microsoft Word 49.0 KB

<参考サイト>
「大学生など若者が始めた新ビジネスの例」

●趣味の指導をしてくれるサービス:「プライベートコーチのCyta.jp(咲いたジェイピー)」
●手話翻訳サービス:「シュアール」

 

●フィリピンの大学生が英語を教えるサービス:「WAKU WORK ENGLISH」
<関連記事>

●シノドスジャーナル「スカイプ英会話でフィリピンの貧困を救う」

●行きたい旅行を提案し参加者を募るサービス:「トリッピース」

●祝い金つき求人サイト:「ジョブセンス」 
●空き店舗シェアサービス:「軒先.com」